第115回「 移動産学官交流 」講演会・交流会 報告 

 

 

主催:静岡市清水産業・情報プラザ(指定管理者: 静岡商工会議所)

共催:新産業開発振興機構 


7月27日に静岡県立大学様にご協力いただき、第115回の講演会・交流会を開催しました。

交流講演会では静岡県立大学国際関係学部鈴木講師による「<物語>が地域を・世界をつなぐ!:学生による「羽衣」普及活動について」、食品栄養科学部三浦教授による「健康長寿を支える骨格筋と食品成分」の講演がありました。「羽衣」の講演では、冒頭ゼミ生による「羽衣」の朗読がありました。又、高齢化に伴い要介護の原因は骨格筋が減少し、運動量が減少、運動量の減少によりさらに骨格筋が減るという悪循環によることが多い。予防する食品素材の有効性評価によって新製品を開発することが必要である。

 

静岡県立大学 国際関係学部 講師 鈴木 さやか氏

2015年に鈴木講師は「羽衣」を題材とした絵本を作成し、絵本を用いた羽衣普及活動に取り組んでいる。その後学生有志と「羽衣つたえ隊」を結成し、絵本を用いた教育活動、観光促進事業、国際交流事業を実施、本年度英語版、中国語版、韓国語版、フランス・ドイツ・スペイン語版の発行を予定している。講演では前半をゼミ生による「羽衣」絵本の朗読、及び活動報告があった。鈴木講師からは「羽衣(物語)」から生きる上でのヒントを学び、物語を共有することで地域の連帯感を強まる。物語は人と人がつながるうえで強い力を発揮する。物語を如何に作りだし活用する仕組みを作るかで地域づくりの質が変わってくると。よって、「地域の物語を愛する気持ち」には大変大きいパワー(結合力)があることを発見した。今後はラグビーワールドカップ、オリンピックに向けて更なる外国語版の活用をしていきたい。

 

 

 

 

静岡県立大学 食品栄養科学部 教授 三浦 進司氏

高齢社会化に伴い健康問題として運動器の障害が注目されている。いわゆるロコモは加齢に伴い骨格筋量が減少し運動量が低下、又、運動器疾患により運動量が低下し、骨格筋が減少する悪循環となっている。又、筋肉減弱症(サルコぺニア)は要介護になる入り口で、サルコぺニアを予防すれば要介護者数を減らすことができる。現在予備軍が4,700万人いて、対策関連市場は3,546億円といわれている。サルコペニア抑制機能性表示食品として販売されている必須アミノ酸があるが主な成分であるロイシンは高齢者には聞きにくいというデータがある。しかし中鎖脂肪酸がロイシンの作用を増強することがわかり、研究がさらに進んでいる。要介護原因の第1位であるロコモは予防する食品素材の生産方法を確立し、有効性評価と共に商品開発をして健康寿命延伸することが必要である。

 

休館日のお知らせ
8月11日(土・祝)・19日(日)/9月16日(日)・17日(月・祝)・23日(日・祝)・24日(月・振休)

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