静岡に来て7年経った頃、ちょうど子育てが一段落して仕事をする時間も取れるようになったので、税理士として開業しようと思いました。もちろんひとりで始めることに不安はありましたが、父の仕事を手伝っていたこともあり、当初、父のお客さまを紹介してもらいスタートすることができました。その後は自分でもお客さまを開拓するために、異業種交流会などに積極的に参加し、名刺をたくさん配りながら地元のお客さまを増やしてきました。
お客さまによって業務内容はさまざまで多岐にわたります。
事務作業での主な仕事は、お客さまから領収書を預かり記帳の代行することです。個人事業主の場合は確定申告、法人の場合は決算のために、年に一度は税務署に提出する書類の作成をします。提出の代行も行います。
法人、個人とさまざまです。
開業当初は自宅を事務所にして業務を行っていましたが、お客さまが増えるにつれて手狭になってきたことと、アルバイトさんを頼む時も事務所という形があった方がいいと感じて事務所探しをしました。
以前に入居していた知り合いから、プラザ入居の条件等の話を聞いていて、事業が安定するまで事務所管理費を抑えられるのが一番の魅力だと感じました。また、他の入居者さんとの交流は、いろいろな人たちと知り合うきっかけになると思いました。
実際、現在のお客さまの中には、入居者やOBの方もいらっしゃいます。
また、商工会の事務所も同じ建物内にあるので、窓口に来られた相談者さんを紹介いただくこともあります。
9時に事務所に出勤します。その日によって業務の子細は変わりますが、お客さまの所に出向くか事務所で作業をすることがほとんどです。17時半頃には退勤し、帰宅後はもっぱら家事をするだけで、仕事を持ち込むことはありません。
法人の決算時には土日に出勤をすることもあります。
事務作業の時間を短縮できるよう仕事の合理化をうまく図り、お客さまの元を訪問する時間を少しでも多く取れるようにしていきたいです。
お客さまの中には、融資や助成金のことはあまり詳しくない方もいらっしゃいます。経営を安定させ売上アップに繋げるために、こうした制度をうまく活用する提案をしっかりできる面談の時間を多く作りたいです。
入居3年目なので、そろそろ事務所の場所も含めて今後の展開を具体的に考える時期になりました。いずれにしても、静岡でもっとたくさんのお客さまと出会えるような活動をしていきたいです。
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