オフセット印刷(普通の印刷方法)、フレキソ印刷(段ボールなど印判を使用する印刷方法)の両方に携わってきました。これまでの経験で得た印刷知識と、長年現場で培ってきた技術を生かして、「印刷物が必要だけどどうしたらいいかわからない」という人たちと、印刷会社の橋渡しをしようと起業しました。印刷会社に依頼するのと同等の印刷物を気軽に頼め、人の目にとまり心を打つ印刷物を提供できる事務所にしていきたいと思いました。
事務所名の「PAROLIBRE(パロリブル)とはイタリア語で、直訳すると「話し文学」です。1910年代の未来派の自由詩のことで、未来派に関わったアーティストの造語と言われています。
主な仕事のDTPとは、Desktop Publishing(デスクトップ・パブリッシング)のことで、日本語では「卓上出版」という意味になります。雑誌やパンフレットなどの紙媒体のデザインやレイアウトの編集をする時に、割り付けなどの作業をパーソナルコンピュータ上で行うことをいいます。
具体的には、ポストカード、チラシ、ポスター、パンフレットなどのデザイン提供、文字入力、文字起こし(テープ起こし)、印刷物のデータ制作、印刷手配などを行っています。
このほかにも、webサイト制作、セミナー運営を手がける傍ら、私自身も印刷物の掲載内容のまとめ方、Illustratorでのチラシの作り方など、初めての人でもわかりやすい印刷物の作り方を伝えるセミナーを、zoomや対面で始めました。
※写真は過去の事業内容の例です
個人の方、個人事業主、官公庁、印刷会社などです。
2019年に起業した際に、地元焼津市のインキュベーションオフィスに入居しました。そこが閉鎖することとなり、その際にこちらを紹介していただきました。
焼津からの通いになりますが、駐車場もありますし、同じ建物内に商工会議所の事務所も入っているので、なにかと相談するのにも便利です。
朝、事務所に来たら、まず一日の予定を確認します。その後、各種書類の作成、制作作業をします。予定していた作業を終了したら帰宅します。
時には、自宅から印刷会社に直行したり、自宅で作業する時もあります。
事業での利益が安定してきたら、従業員を雇いたいと考えています。私と同じような独身の同世代の方々は、意欲があり仕事での実績があっても、年齢がネックになって会社に雇ってもらうことがなかなか難しい現状です。そういう方々と一緒に仕事ができればと思っています。
一方で、セミナーも様々な職種の方々を講師に招いたり、起業したてで集客が難しいという方に講師をしていただき、集客の手助けができればと思っています。
また、現在SNSの「note」を活用しているのですが、そこでデジタルコンテンツの販売や、個人的に焼津市のおすすめスポットを紹介している「焼津市いいところガイドBuon posto!」の内容を充実させていきながら、そのほかの記事も掲載していけたらと思っています。
ビジネス書では特に「神」本には出会えていませんが、ビジネス初心者向けで私にとって読んで良かったという本は「弱者でも勝てるモノの売り方 お金をかけずに売り上げをあげるマーケティング入門」です。マーケティングはなんとなくは知っていましたが、いざ自分の職業に置き換えるとどうしていいのかわからなくなります。この本を読みながら自分に置き換えることで、どのように考えて行動していけばいいのか理解できました。