2017年にフリーランスになり、ウェディング関連の顧客を中心にデザインの仕事をしていました。けれども、2020年の新型コロナウィルスの感染蔓延で、結婚式ができなくなり、仕事が激減してしまいました。
そこで、私自身が発信できる商品開発をする事業を展開することに。補助金を利用して必要な機材などを揃え、オリジナルアイテムづくりを始めました。
そして、人となかなか会えないコロナ禍で、手書きの手紙のよさを見直し、親から子へ、直筆の手紙と思い出の品を桐の箱に入れて贈る「KOTONOHA」を発売しました。
主な事業は企業の販促物、パッケージ、webサイトなどのデザインです。 「mashiro PLUS」はオリジナルブランドで、「余白をデザインする」をコンセプトに、暮らしに彩りをプラスするアイテムをラインアップしています。 このほか、建具職人と共同で、私がデザインを担当するインテリアグッズの開発も行っています。
ウェディング関連企業、飲食店、小売店、事業所などです。仕事は紹介からつながることがほとんどです。mashiro PLUSのアイテムはEC販売が基本で、一般の方が対象です。
オリジナルアイテムの開発をする時に、補助金について商工会議所に相談していました。当時、拠点としていた静岡市内で共同運営していた店舗を閉鎖することになり、別に事務所を構える必要がありました。その折に商工会議所からプラザのことを教えてもらいました。 家賃が安く、対外的な信頼度が増すだけでなく、ECサイトを開設する際に自宅兼事務所のプライベートな住所の公表を避けられる安心感も、大きなメリットでした。
午前中の仕事は9時頃からスタート。昼食を挟んで13時から再開。スポーツジムに通う日は、16時頃に仕事を終えてから2時間ほど汗を流し帰宅します。今は、自宅と事務所と半々くらいで仕事をしています。
以前はグラフィックデザインが中心でしたが、もともとプロダクトデザインを学んでいるので、生産者や職人とコラボしたオリジナル商品の開発を増やしていく予定です。地域の人と人をつなげるものづくりを提案したいです。また、農業にも興味があり、第6次産業における商品パッケージや販促企画の提案も手がけていきたいです。
困りごとを解決するのが好きなので、広い意味でのデザインに関わっていきたい。そのためのミッションのひとつに、既婚女性の社会復帰のお手伝いや活躍できる場の提供があります。子育てでブランクのある女性を起用できる仕事を生み出すために、私の事業をもっと大きくしていきたいですね。
特にこれといった一冊はありません。子どもの頃から読書が好きで、絵本から始まり児童文学書に親しみ、江戸川乱歩の小説は夢中で読みました。そのせいか、今も小説、特にミステリーが大好き。本屋で購入する時は、あらすじを読んで、面白そうだと思った本を買うことが多いです。